当院は、外科、内科、消化器内科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科と多方面から診療、診断を行います。 その他、各種ワクチン接種、特定健診(宝塚市国保・後期高齢)、特定健診(社保・宝塚市国保以外の国保)、がん検診(大腸がん、肺がん、胃がんリスク、前立腺がん)も行っております。 お気軽にご相談下さい。
風邪やインフルエンザなどによる急な発熱や咳、鼻水、咽頭痛、頭痛などの一般的な症状から、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病まで、内科全般について診療いたします。
全身倦怠感や発熱など、どの科を受診してよいのかわからない場合もお気軽にご相談下さい。
生活習慣病とは食事・運動・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が、その発症や進行に関与する病気のことを指します。高血圧、糖尿病、脂質異常症などがこれにあたります。生活習慣病には重大な病気につながるものが多いため、進行を予防することが重要といえます。健康診断で血液検査異常を指摘されたなど、不安な症状にお気づきの方はご相談ください。
上の血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、下の血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上を高血圧と診断します。
日本人にはとても多い病気で、40~74歳の人のうち男性は約6割、女性は約4割が高血圧と言われます。
放置すると、血管にストレスがかかり、動脈硬化が生じて狭心症・心筋梗塞・心不全といった心臓血管系の病気を招いたり、脳出血・脳梗塞や腎不全の原因になります。
高血圧は、自覚症状がないため、急に脳や心臓など命にかかわる病気を引き起こしてしまう可能性があります。
常日頃からしっかりと生活習慣や内服薬などで血圧をコントロールし動脈硬化を防ぐことが大切です。
特に血縁の方に高血圧の人がいる場合は、塩分の高い食事を控えたり、喫煙、飲酒過多、運動不足、ストレス環境などの生活習慣に気をつけましょう。
糖尿病とは血糖が上がってしまう病気、結果として尿に糖が出てしまう病気です。長期間にわたり高血糖の状態が続くと全身に合併症が進行します。
糖尿病治療の目的は合併症を起こさないようにする事、もしくは合併症の進行をとめる事です。採血にてHbA1cは1~2カ月間の血糖の状態をよく反映し、将来の合併症の危険性を予測するのにも有効な検査です。
糖尿病の3大合併症は腎症、網膜症(眼)、神経症です。
しかし、動脈硬化性の疾患である、狭心症や脳卒中のリスク(危険因子)でもあります。糖尿病に長くかかっている場合や上記の兆候がある場合には上記疾患の専門科と連携するなど早めの対処を行って参ります。職場や自治体の検査(検診)でも診断のきっかけになることがありますので定期的に受けてください。
糖尿病は自覚症状がほとんどありませんが、通院を継続していく必要があります。糖尿病の合併症でつらい思いをする一番の要因は治療や検査を中断してしまうことだと言われています。たとえ、血糖が安定していたとしてもやはり油断はできません。一方で、長い間ずっと通院を継続するのは簡単なことではないと思います。年齢が進む程、健康の大切さが実感されていきます。健康維持・病気の早期発見の為に医院を利用していただきたいと思います。
血糖コントロールをうまくできるように合併症の発生を抑える為に患者様と一緒にサポートしていきたいと思います。
軽症の場合は薬を中止して食事療法のみでコントロールできるようになります。
脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪(トリグリセリドなど)が、多い状態のことです。
以前は高脂血症といわれていました。
脂質異常症を放置すると、血管の内側に脂質が溜まり血液がドロドロの状態になり、動脈硬化を起こしやすくなります。
脂質異常症も、高血圧同様に自覚症状がないため、ある日突然心筋梗塞・脳梗塞を起こすことがあります。
治療は、日頃からしっかりと生活習慣や内服薬などで脂質をコントロールし動脈硬化を防ぐことです。
健康診断などで「脂質異常症の疑いがある」と指摘された方は、放置せずに早めに受診してください。
痛風は、発症前に血中の尿酸濃度が高い状態が長く続きます(高尿酸血症)。
それを放置すると、尿酸が関節の中で固まって結晶になるために関節炎を起こし、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れて痛み出します。
痛みは耐えがたいほどで、病名には痛風・「風に吹かれただけでも痛い」という意味合いが込められています。
この病気の良い薬も開発されたため、正しい治療を受け、生活改善をすれば、健康的な生活が送れます。
しかし放置すると動脈硬化を引き起こしたり、腎臓が悪くなったりします。痛みがなくても尿酸値が高い方は、早めに受診してください。
消化器内科では食道、胃、小腸、大腸、肛門などの消化管疾患から、肝臓、胆嚢、膵臓疾患まで幅広く対応しています。食事がとれない、疲れやすい、のどがつかえる感じがする、おなかの調子が悪い・痛い・吐気・もたれ、痩せてきた、便の色がおかしい、などが主な症状となります。
突然の腹痛を認めた場合は、急性虫垂炎や大腸憩室炎、急性胆嚢炎、腸閉塞(イレウス)などの可能性があります。すみやかに検査を受けるためにご来院ください。外科手術が必要な際には、信頼のおける近隣医療機関へ紹介させていただきます。又、胃癌の発生母地となる萎縮性胃炎の発症を抑制するため、ピロリ菌の除菌を行っております。ピロリ菌については血液の抗体検査、胃内視鏡時の組織検査でその有無を調べます。ピロリ菌が除菌出来たかどうかは、尿素呼気試験を行います。
また肛門診察も行っており、肛門鏡を用いていぼ痔(内・外痔核)、切れ痔(裂肛)、あな痔(痔瘻)の診察が行えます。
外科では打撲・切り傷・火傷といったケガの処置や、皮下にできたアテローム(紛瘤)・脂肪腫といった「できもの」の摘出術を行います。 また、「せつ」・「よう」といった膿(うみ)がたまったものに対しては切開排膿します。一方、 胃癌や大腸癌などの消化器外科手術後の後遺症や健康管理についてもご相談いただけます。
手術を要しない程度の骨折に対しては、ギブス包帯・シーネ固定をします。必要な場合は徒手整復を行います。
骨粗しょう症は、骨に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル量(骨密度)が減り骨がもろくなる病気です。背中や腰が曲がってきた、身長が縮んできた、腰や背中がいつも痛む方は注意が必要です。女性の患者様が8割位を占めており、女性ホルモンの分泌が低下する更年期以降の方に多く見られます。重症になりますとせきやくしゃみでも骨折することもありますので、気になる症状がある方や過去に一度でも骨折をしたことのある方はご相談下さい。当院では、骨密度測定や血液検査のデータを解析し、患者様の状態に応じてオーダーメイドの治療を実践しています。
高齢化の進展に伴い、変形性膝関節症をはじめとする関節疾患を主訴に来院される方が増加しました。これまでの治療内容を伺い、手術をしない治療(保存的治療)が十分にされているか検討します。できるだけ手術を回避できるように、それぞれの患者さんにとって年齢や背景、筋力に応じた最適な治療方法を提案しています。ヒアルロン酸を注入する治療も行っております。どうしても手術しか改善の方法がない場合は、患者様に最適な病院をご紹介いたします。
膝、肩、腰、首など神経の炎症がある場所の注射をすることによって、炎症を抑え組織の血流改善をし、一時的に痛みを抑えることではなく痛みの悪循環を断ち、自分自身の自己治癒力で症状の緩和にもっていく治療です。
皮膚の病気・トラブルは早目の処置が、早期治癒のため大切となります。
また、稀に全身疾患のサインとして皮膚に症状が出ることもあります。皮膚の色が変わった(黒くなった、黄色くなった)、湿疹、傷口の治りが悪いなどございましたら早めにご相談ください。
男性:前立腺肥大、過活動膀胱、神経因性膀胱、膀胱癌、前立腺癌など
泌尿器癌(前立腺癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、腎癌など)、尿路結石、膀胱炎など
泌尿器癌(前立腺癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、腎癌など)、尿路結石、尿路感染症、性感染症など
PSA測定、超音波検査など
慢性腎炎、糖尿病性腎症などの慢性腎臓病や泌尿器癌など
陰嚢水腫、感染症(精巣上体炎、精巣炎など)、精巣腫瘍など
尿の出かたの異常(尿がでにくい、残尿感がある、トイレが近い、夜何度もトイレに起きる、尿がもれるなど)
女性:過活動膀胱、神経因性膀胱、膀胱炎、腹圧性尿失禁など
尿の色、性状の異常(血尿、尿がにごるなど)
排尿時の痛み、違和感、腰が痛い、四肢のむくみなど
前立腺癌検診
検診等で尿の異常を指摘された(尿潜血、たんぱく尿など)
陰嚢や精巣(睾丸)の異常
上記を疑い、診断・治療を進めていきます。
がん年齢に達した方については症状の如何にかかわらず、先ずがんが隠れていないかを念頭において診療にあったております。 普段と違う症状が出たら先ず御相談下さい。
当院では、口からの胃カメラに加え、鼻からの胃カメラも実施しております。
従来の口からの胃カメラ検査は内視鏡を入れるときに吐き気をもよおすなど「辛い」「苦しい」というイメージがありました。
ところが、鼻から入れる場合は内視鏡が舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気をもよおすことなく苦痛が少なく検査を受けることができます。現在使用されている胃カメラでは最も細い胃カメラ(直径5mm)ですので鼻腔からの挿入が容易に行え、従来の胃カメラと比較すると飛躍的に楽に胃カメラ検査を受けることが出来るようになりました。
当院では、超音波検査を行っています。超音波検査はエコー検査とも呼ばれており、身体の表面にゼリーを塗って超音波をあてることで、全身の臓器や血管など、広い領域を観察します。麻酔の必要や、X線検査(レントゲン)のような被ばくの心配もなく、苦痛なく安全に検査することが可能です。当院では、主に甲状腺、頸動脈、乳腺、腹部エコーを行なっております。ご希望の方は、お気軽にご相談ください。
当院の骨塩定量測定はDIP法で行っており、レントゲン画像から測定する方法の一種で、主に左手のレントゲン画像を解析する方法です。
左手と標準物質(アルミスケール)をともに撮影し、第二中手骨(人差し指)の濃度と標準物質の濃度を比較して、骨密度を算出します。この方法は、被ばく線量が少なく測定が容易なため、低骨密度のスクリーニング(集団検診)向きの方法です。
後期高齢者の生活習慣病の予防、早期発見、早期治療を目的として実施しています。
75歳以上の方が対象です。
対象:40歳以上の宝塚市民(年1回 4・5・6月或いは9・10・11月に年に1回 正面のみのX線検査)
肺がん検診とは、健康な人を対象に肺がんの有無を確認する定期検査のことです。肺がんは数あるがんの中でも死亡率が高く、進行するほどに治療成績(予後)が悪くなります。しかし、多くの場合、早期には自覚症状が現れません。症状がないうちから早期肺がんを発見するためにも、定期的な肺がん検診を受けることは重要です。
肺がん検診は男女共に40歳以上の健康な人を対象とし、1年に1度の間隔で受けることが推奨されています。 (身内にがん患者の居る人は半年に1度が望まれます。)肺がんを発症すると、息切れ、長引く咳、声枯れ、胸痛、血痰(血が混ざった痰)などの症状が出ることがありますが、このような症状がある場合には検診を待たずに、すぐに医療機関を受診する必要があります。
対象:40歳以上の宝塚市民
大腸がんは、早期に発見すれば高い確率で完全に治すこと(治癒)ができます。
しかしながら、早期のうちは自覚症状がないことが多く、自覚症状が現れた時には既に進行している可能性があります。 だからこそ、無症状の時に年に一度大腸がん検診を受け、早い段階で大腸がんを発見し、適切な治療を受けることが大切です。
対象:40歳以上で肝炎ウイルス検診をこれまで受けたことのない宝塚市民
肝臓は「沈黙の臓器」ともいわれており、ダメージを受けてもなかなか自覚症状がなく、症状が現われたときには病気がかなり進んでいることが多いです。
肝炎ウイルスの感染が早期に発見出来れば適切な治療を行うことで深刻な症状に進行するのを防ぐことが出来ます。
過去に1度も肝炎ウイルス検査を受けた事がない方は、自覚症状がなくても検査を受けることをお勧めします。
当院は以下の予防接種を取り扱っております。
予防接種は予約制になっております。受付でご予約してください。
当院では患者様に優しい院内処方を採用しています。ご希望により院外処方も可能です。診察を受けた医療機関で、直接薬を受け取るものを院内処方、医療機関で処方箋を発行してもらい、調剤薬局で薬を受け取るのを院外処方と言います。 最近では医薬分業が進み、多くの医療機関で院外処方を採用していますが、当院では患者さまにメリットの大きい院内処方でお薬をお渡ししています。
今まで院外処方をされていた患者様も院内処方を希望される場合はご相談下さい。また、当院に採用が無い薬も院外処方であれば処方可能です。近くに薬局のある方は処方箋を出しておいた後で直ぐに薬を受け取れることがあります。
その他、自費診療で用いる薬もお気軽にご相談下さい。可能な限り対応させて頂きます。
当院は、兵庫県より、発熱等診察・検査医療機関の指定を受けております。
症状(発熱37℃以上、咳、痰、咽頭痛、 味覚・臭覚異常など)のある方はコロナ・ インフルエンザの検査ができます。 R5/5/8 より5類に移行したことにより、 検査料・治療費は保険診療となります。
電話(0797-86-3933)にて、先ず予約を 取ってください。
場所:医院裏駐車場
当院はオンライン資格確認を行っています。
マイナンバーカード保険証の利用により、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力お願いいたします。
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
15:30~18:30 | ● | ● | ● | / | ● | / | / |